昨日は何も書けなかった。
ー 書けなかった?書かなかったじゃなくて?
そう、書けなかった。仕方ないんだ。
ー なんで?
だって色々あって。自分の荷物をたくさん運び出したりしないといけなかったし。買い物したりもしないといけなかったんだ。めちゃくちゃ動いたから疲れちゃってたし。
ー そうか。疲れてたのか。
そう、疲れた。疲れてた。
ー 疲れてたらやろうと決めてたことができなくても仕方ないね。
ー 君が悪いんじゃないもんね。君を疲れさせてる世界が悪いんだもんね。
ー 仕方ないね。
そういうわけではないけど。
ー そうなの?自分は悪くないって言い訳してるように聞こえた。
悪いのは自分だよ。疲れてるから仕方ないって自分に言い訳して、やることから逃げたんだよ。
ー 逃げたの?なんで?
なんでだろう。疲れてると何もやりたくなくなるんだよね。
ー 疲れてない時ってあるの?
無いねぇ。ずっと疲れてる気がする。仕事+αで何かしないといけないとなるとちょっとしんどいね。
ー でもそれをやっていかないと何もできないんじゃない?
そうだね。資格試験の勉強とか、家のこととか。やらないといけないことはあるのにね。覚悟してたはずなのに、全然できてないもんね。ダメだね本当に。周りはみんなできてるはずなのに、なんでできないんだろうね。周りはみんな出世してたり、分別のある大人になっているのに、どうして自分のことばっかりで精一杯になってるんだろう。どうして誰1人として幸せにできないんだろう。
ー 誰かを幸せにできるなんて思っているのか?傲慢じゃない?
そうかもしれないね。
ー お前に味方なんていないじゃないか。
ー そんなことじゃいつまで経ってもダメだ。
ー ちゃんと自分の足で歩け。
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自分と会話してるとずっとこんな感じ。自分ですら自分に甘くできない。でもそれって「自分を大切にする」ってことに含まれるのかな?よく分からない。私はそんなことも分からない程度には稚拙だ。