懐かしいな大学生

もうそろそろ大学入試の二次試験結果が出揃った頃なのかな。

 

大学に合格した人達。すごい。あんたは偉い。今ごろ新しい生活に向けた準備をしたり、高校までの友人と遊んだりしていることだろう。存分に楽しんで、受験を支えてくれた人たちに感謝を伝えよう。

残念ながら不合格だった人達。その中には滑り止めに進学することにした人や、浪人することを決めた人、様々あるだろう。あんたは偉い。ここまで頑張ったという事実がそこにはある。

 

大学は人生の夏休みとは昔から言われている文句だ。でも最近思うのは、大学生の間って実は能力に差がつき易い期間なんじゃないかなということだ。なんか胡散臭いビジネス野郎みたいで嫌だな。

大学生って良くも悪くも怒られたりすることがあんまりないし、自由度がかなり高い。もちろん医療系の学部みたいな例外はあるけど。

大学って正直何もしなくても最低限の単位だけ取れていれば進級・卒業できるし、就活もなんだかんだ働き口はあるもんだ。適当に勉強してあとの時間はサークルとかで遊び呆けていてもいい。

 

でもその期間に勉強していたかどうかって社会人になってから結構な差になって現れるように思う。大学で学んだ知識というよりは、学ぶ姿勢とか体力みたいなものがあるとないとでは伸び方に差が出てくる、ように思う。もちろん職種によって差はある。

 

別に勉強だけじゃなくてもいい。自分自身の人間性にじっくり向き合ってみても良い。それはどこかで必ず自分を助けてくれる。仕事を始めてお金が手に入るようになると、人間は労働の疲労と手頃な娯楽で時間がどんどんなくなっていく。じっくり考える時間を確保するのは案外難しい。

 

4年間遊びまくるのも良い。仕事に就くと思うようには遊べないし、遊び方が変わってくるから。人生で1番楽しい時間になることだと思う。私はそうではなかったから断言はできないけど、それでも楽しかったから。

 

大学生は犯罪とかしなければなんでも肯定される。なんでもいい、じっくり時間をかけてやりたいことをやれる最高のチャンスだ。

新大学生のこれからの生活が、とても良いものとなりますように。