腕の力

久しぶりに肉体労働をした。家具とかを運搬した後、知り合いのお店にものを運び込む手伝いをした。もう腕が上がらない。コップを持つと水面が震える。久しぶりの疲れ方をしている。

自分の体力の低下を実感する。仕事でデスクワークばかりしているし、重いものを持つような機会もぐんと減った。筋トレこそ細々と続けてはいるが、やはりちゃんとパワーがついている訳ではなさそうだ。

 

本当はお店の手伝いはする予定ではなかった。でも今日は自然と「全然手伝いますよ!」と声がでた。自分でもよくわからない。どうしちゃったんだろうな自分。今日は何か湧き上がるパワーがあったんだろうか。人間やはり身体を動かすとアドレナリンが出て積極的になるんだろうか。会社だったら困ってるママさん社員とかの仕事を巻き取るのは結構やるけどプライベートは基本的にそんなことはしない。今日は違ったんだよ、今日は。

 

身体を忙しく動かしていると余計なことを考えなくていいなと思った。思えば私は大学院生の頃、分からない問題にぶち当たると鴨川をめちゃくちゃ走っていた。出町柳から四条くらいまでは普通に走っていた。走ることで脳のリソースが一旦絞られるような感じがしたのと、身体を動かすことでスッキリ感が得られてとても良かった。今も仕事に嫌な感情が湧き出る時は走ったりするのがいいのかもしれない。

 

今日は気持ちよく眠れそう。分からないけど。体重は多分減らない。さっきポテチ食べちゃったから。そんな日もいいだろう。