ミッドサマーをリタイアした男

グロテスクな描写が苦手だ。これが苦手じゃなければ映画も漫画も幅が広がったのかもしれないなと常々思っているが、こればかりはどうしようんもない。

働き始めてから「実は案外いけるか?」みたいに思ったもののミッドサマーを半分くらい見てリタイアした。それからは今まで以上にグロを避けるようになった。やっぱ無理じゃん。あずまんが大王くらいのほのぼので世界を埋め尽くしてくれ。いやまあそんな平和ボケいた世界はクソだなとは思うのだが。

グロテスクな描写ってなんで必要なんだろうな。よく分からない。血が出たり身体が潰れたり、そういうシーンをみんなってどういう心境で見てるんだろう。あんまりそういうのって聞いたことなかったな。それともあんまりそういうところには拘らずに世界観の一部として捉えているのかな。そうすると細かいところが気になってしまう私の性質があまりグロとマッチしていないのかもしれない。

 

思ったが私の精神性が幼いままなのかもしれないな。一般的には大人になってくるにつれて平気になるものなのかもしれない。世間に表現がたくさんあるということはそれだけ求められているということなはずだし。そこに私が順応できていない、遅れている というような話の可能性もあるなと思い始めた。

 

これからいろんな人と会うたびに聞いてみようかな。どのくらいのグロ表現までなら見れますか、どんな気持ちで見てますかって。興味が湧いてきた。案外そういうのをまとめてみると気づきというかそういうものがあるかもしれないな。