鍋焼きうどん

鍋焼きうどんを作った。

鍋焼きうどんて何度も作ってるけどやっぱり良い。寄せ鍋のメインと締めをまとめて食べてるような感じになる。何を入れても大体美味しい。

 

冷凍庫から豚肉を出して常温で置いておく。自然解凍させている間に近所にスーパーで、ネギと使い切りサイズくらいの椎茸を買う。出汁を仕込んで具材を突っ込んで煮込む。煮立ったら冷凍うどんと生卵を入れて蓋をして再度煮込んで終わり。簡単だけど温まる。とても好きだ。

 

実家にいた頃はよく母が作ってくれた。風邪を引いた時や仕事の帰りが遅かった時に、小さい鍋でささっと作ってくれる鍋焼きが好きだった。特別な味付けがあるわけではない。優しい出汁と、甘みのある醤油と味醂の味付け、たくさんの具材にクタクタのうどん。なぜか妙に思い出す、温かい味と記憶だ。

 

特に今の時期は風邪をひき易い。最近は朝夕と昼で気温差がかなりあったりもするし乾燥もある。花粉も強くなり始めて、なかなかしんどい。そんな時でも温かい鍋焼きは美味しい。体がポカポカして、良い気分で眠ることができる。

 

母よ、ありがとう。今もちゃんと鍋焼きくらいは作れてるよ。